富江(漫画)【海外のレビュー】
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◎オススメの漫画 評価★★★★★
伊藤潤二先生の最高傑作。
もっと彼の作品を翻訳してほしいと思ったよ。
ストーリー自体は作者らしさ全開。
序盤は後の章に比べて物足りないが、それでも読み応えがある。
オススメの漫画だ。
◎気味悪く感じても、試す価値あり 評価★★★★★
これは初めて読んだ伊藤先生の漫画。
少し変な始まり方だけど、物語は何か不気味な方向に導いてくれそうな好スタートを切る。
何が起きているのか、なぜこんなことが起こっているのか、というのを考えてしまう。
最初は何がなんだかさっぱりだろうが、読み進めていくと面白くなる。
このシリーズに長い年月をかけているとしても、上手く描かれていると言わざるを得ない。
万人向けではないし、展開も人によっては退屈だったり、遅く感じるかもしれない。
それでも、素晴らしい漫画だと思う。間違いなく引き込まれるものがある。
奇妙な絵のタッチではあるものの、それが不気味な雰囲気を醸し出しているのだろう。
自分はレビューを見て、少し読んだだけで片付けてしまうと考えていたよ。
配達に少し時間がかかった理由は正直分からないけど、キレイな状態で届いてくれた。
最終的には、お気に入りの漫画の一つになったね。
◎最高のホラーアート! 評価★★★★★
私は漫画ファンじゃないけど、これを読んで本当にぶったまげた!
何をされても死なない少女、あるいは悪魔である富江を中心とした全作品が掲載されている。
全話に富江が登場するが、話の殆どは独立していて、何度も登場するキャラはごく僅か。
君はこの漫画をだんだん好きになり、気付くと手放せなくなっているだろう。
◎ミステリアスな女に気をつけろ! 評価★★★★★
「富江」は、そのタイトル通りの魅惑的な少女の物語だ。
彼女は男を魅了し、自分の思い通りに操ることができる。
下僕に殺しを命じることも躊躇しないが、その下僕たちに暴力を振るわれることも多い。
しかし、どんなに富江を消そうとしても、彼女は平気な顔をして戻ってくる。
富江が現れるところには、死と狂気がつきまとう。
読む者を引き込むストーリー、富江の魅力的なキャラ、予想外の展開。
ホラー漫画界の巨匠である伊藤潤二先生は、人を惹きつけるホラーストーリーを提供してくれる。
とても読み応えのある内容で、この豪華版は価格的にもお買い得だと思う。
◎ホラーという前提は魅力的だが… 評価★★★
他の作品(うずまき)が面白かったので、同じような作品を探していたんだ。
この「富江」はいろいろな意味でがっかりしない内容だった。
両方ともユニークで不気味なストーリー展開、見事で時には不穏なイラストが特徴的。
同様に、どちらも共通のゾッとするテーマで統一され、ややバラバラの短編構成。
「小さく」個人的な恐怖を、登場人物の人生に渡って展開させて、「大きく」するのに成功している。
このような作風だと慣れるまでに少し時間がかかるかもしれない。
しかし、「富江」の場合は同じくらい面白いが、どこか似た展開の繰り返しになってしまっている。
もちろん、2つの作品で同じ出来事がないのは事実。だが、多くの話が型通りのストーリーなんだ。
確かに有効なやり方なのだろう。
それでも、時として読者はもっと予想外の展開だったり、斬新なストーリーを望んでしまうものだ。
ただ、この漫画はイラストだけでも価値がある。
ストーリーに単調さを感じることがあっても、アートワークはその逆だ。
他のホラー作品ではめったに見られない、独創的で恐ろしいイメージを幅広く提供してくれる。
ファンはこのイラスト目当てでも買っていい。
結論を言うと、「うずまき」ほどではないが、ホラー棚の一冊に加えてもいい本だと思う。
◎良作ではあるが、展開がくどい 評価★★★★
今までに読んだ伊藤先生の作品はすべて気に入っているし、もちろん絵も好き。
しかし、この「富江」のストーリーは非常にくどいと感じてしまった。
各シリーズには大抵、富江に何らかの形で関わった新しい主人公が登場するが…。
どれも似たような結末になりがちなので、すぐに予想がついてしまう。
この作品がセンスある絵じゃなかったら(小説みたいな)、途中でリタイアしていただろうね。
◎面白いホラー作品集 評価★★★★★
本や映画に登場したキャラクターを、複数のストーリーで読みたいと思ったことは?
「富江」は、面白く登場人物が描写され、「造形」されているのを見たいという願望を満たしてくれる。
様々な人物が富江と出会い、それぞれの物語が異なる方向に向かって進んでいく。
そして、すべてがメインテーマに戻ってくる。
彼女は不老不死を運命づけられた破壊的な力であり、常に不運な傍観者を引き寄せては死に追いやる。
似た展開の繰り返しになるとレビューしている人がいるが、ある程度は正しい。
これは長編ではなく、短編集なんだ。だから、期待や好みによって、良くも悪くもなる。
漫画のカテゴリーは「ボディホラー」。
変態ゴア(「遊星からの物体X」を想像してくれ)、食人、八つ裂きなどが描かれている。
そのため、そういったものに興味がないのであれば、買わないほうがいい。
だが、ホラーファンであれば、個人的にはコレクションに欠かせない作品だと思う。
◎名作、高品質、いくつかの誤字 評価★★★★★
素晴らしい漫画だ。
彼の最高傑作でもなければ、最低でもない。
なんと言っても、先生のデビュー作であること。
彼の特徴的な芸術表現は、23歳という年齢を考えると荒削りではある。
それでも、相変わらずユニークで魅力的。
先生の画力は、シリーズが進むにつれ確実に上達していく。
このスキルの向上を見ることは、それはそれで満足感があるね。
◎重たい本なので、ゆっくり読むのは無益 評価★★★★★
富江全集が届くのを待ちわびていたが、いよいよその日がやってきた。
ゆっくりと時間をかけて作品に浸りながら読んだけど、あらゆる点で余計な行為だったよ。
と言うのも、この漫画は700ページを超える大作なんだ。
ストーリーは普通のホラー系とは異なり、不死身のキャラが男女を狂わせる話が多数を占める。
伊藤潤二先生はお気に入りの漫画家の一人だ。
この漫画みたいに高品質な作品を出し続ける限り、彼を追い続けようと思う。
◎伊藤作品の中でも最も独創的で魅力的、そして最もグロい。 評価★★★★★
先生の作品は数年前からよく読むようになったが、「富江」は最近まで全く知らなかった。
当時、アメリカで有名なのは「うずまき」と「ギョ」だけだったからね。
なので、今まで先生がどれほど多くの傑作を生み出してきたのか想像もしてなかった。
そして、「富江」がこっちで発売すると知り、シリーズの画像をググってみた。
最初は他の作品に比べて地味な印象だったので、あまり興味は湧かなかったんだ。
だが、実際に漫画を注文してみると、先生の作品の中で最もグロかった。よっしゃあ!
さて、まだこの作品の連載期間を知らない人のために書いておこう。
他の伊藤作品だけでなく、地元の書店にある殆どの漫画と比べても「分厚い」と言える。
その理由は、「富江」がこれまでにないほどの歴史を誇っているからだ。
ゆるやかに繋がった短編シリーズで、もう何十年も続いている人気作でもある。
読めばわかるように、先生の画力は年々上達していく。
最初は素人同然だった彼の技術が進化していくのは、熱心なファンにとって嬉しいものだ。
読み通すのは「うずまき」よりも困難な作業になる。
しかし、「普通ではない」展開や、独立したストーリーは、時間を費やす価値のある旅にしてくれる。
これほどまでに夢中になれるのは、富江というキャラの存在が大きい。
すぐに気付くだろうが、彼女は本当に酷い女(モンスターと言ってもいい)なんだよね。
登場人物たちがどんな被害に遭うのか、時折どうやって報いを受けるのか。
ページをめくる度に病みつきになる。
彼女の酷い性格は、これらの物語がうまく機能している理由の中心であることが多い。
特に「小指」は華麗でダークな童話風の話で、自分にとって先生の作品の中でもトップクラス。
次のホラー作品を求めている人には、入手のしやすさと長さの点で、他の作品をオススメしたい。
彼のグロテスクなホラーコメディの世界に精通しているのなら、この漫画を見てみる価値はあると思う。
◎素晴らしい作り込み! 評価★★★★★
展開が素晴らしく、各話の不気味な雰囲気は完璧なペースで作られている。
また、登場人物がとても魅力的。
彼らの死はある程度避けられないため、読者の絶望感をさらに高めてくれる。
見た目にも恐ろしいものがあり、一つ一つのイラストが読者の心に浸透し、沢山の恐怖を植え付ける。
特に先生のハッチングは、キャラの目で苦しみの深さを強調していて印象的。
この漫画はめちゃくちゃ面白い。
ただし、自殺や自傷行為に敏感な人は、予想以上の精神的ダメージを受けるかもしれない。
◎もっと読みたい! 評価★★★★★
この漫画は「富江」の全集であり、物語自体をレビューするつもりはない。
注目作であれば当然のことではあるが、翻訳はほぼ完璧。
先生のファンで他の作品を持っている人は、コレクションに加えても後悔はしないだろう。
また、初めての人にとっても、「富江」は素晴らしい出発点になるだろうね。
◎伊藤先生しか描けない! 評価★★★★★
個人的には「うずまき」の方が恐怖感あったが、それでも傑作ホラー漫画だったよ。
ジャパニーズ・ホラーを見事に表現していて、虚弱体質でなければ、どんな人にもオススメできる。
かなりどぎつい描写があるから、子供には見せないように。
引用元 : 米Amazon
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