機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 海外のレビュー

メモほん


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私は熱心なガンダムファン。
このアニメが20年以上前のモノってことを考慮すると、作画は安定しているし、綺麗で素敵な映像に見える。

でも、ひっくり返るほど素晴らしいレベルまでは期待しない方が良い。
これは現代のアニメではなく、手描きのセルアニメ時代の作品だからね。絵の乱れは必ず存在する。
とは言え、間違いなく最高のガンダム映画だ。お金を払ってでも見る価値はあるよ。



お気に入りの映画。
脚本・監督の富野由悠季さんは天才だと思う。彼の考えた「ニュータイプ」という人類はとてもリアルだ。
この映画はガンダムの本質(ニュータイプとは何か、人間の持っている捕らえ所のない美しさ)を見事に描いている。

私が1番好きなのは、人間の精神を扱っている所だね。
人間の精神が兵器を遠隔操作しているのか、メカを動かしているのか。
あるいは、生者と死者を引き合わせているのだろうか。
ララァ・スンの精神が、この映画の中で息づいているように感じたよ。



ガンダム史上最長のライバル関係!?
UC0093…初代ガンダムから14年後の世界ということで、ガンダム史上最も有名な2人のパイロットが決着をつける時が来た。
結末について詳しくは書けないけど、メカファイトが好きな人ならこれを見るべきだね。楽しんで!



この映画を見てくれ。
低評価をつけた人たちは、ガンダムの良さを理解できていない。
レンタルでも、買うでも、盗むでも何でもいいから、この映画を見よう。



輝かしいけど、ん?ってなる所もある。
この映画は宇宙世紀の歴史を知っていることを前提にしている作品だ。
まあ、初代とZガンダムを見ていないファンは、まず存在しないだろう。

アニメーションは見事だし、音楽も最高。
じゃあ、キャラクターは?

シャアは180度変わって別人になっているし、クェスは最悪の女キャラだね。
メカのデザインは素晴らしい。



逆襲のシャアは、宇宙世紀の真のフィナーレを飾るに相応しい作品だ。
UC0093を舞台にアムロとシャアの最終決戦が描かれる。

何故二人が戦っているのかは、「機動戦士ガンダム」とその続編を見れば分かると思う。
2人の最後の戦いってだけでも最高な映画だけど、ガンダムを見たことがあって、面白いロボット映画を探している人にも最適だね。



冨野監督だけが生み出せる作品。
逆襲のシャアは「第08MS小隊」や「0083」みたいな12話程度のOVA形式なら、更に面白い作品に仕上がっていただろう。

もしくは、2本の映画にしても良かったかもしれない。
それでも、冨野監督とそのスタッフ達は2時間という僅かな間に、とても魅力的な最高のガンダム映画を作ることに成功した。

私が凄く気に入っているのは、この映画のテンポだね。
かなり速いので、登場人物やストーリーに関係ないシーンなど、1分たりともムダが無い。

最大の難点はシャアの性格描写にあると思う。
この問題はファンにとって常に悩みの種だが、逆襲のシャアはトップクラスの名作だと言える。



上質な映画。
シンプルにガンダムシリーズの中で最高の作品だと思う。特に戦闘シーンは格別で、息をのむような迫力があるね。

他のレビュアーが書いている通り、ハサウェイとクェスが滅茶苦茶ウザい。
しかし、巨大ロボが戦うアニメが好きな私にとって、これはアニメの聖杯と言っていいくらいだ。

逆襲のシャアのDVDを手に入れるまで、10年待ったが後悔は無い。
付属のパンフもかなり出来が良いし、オマケもある。リバーシブルのカバーも中々悪くない。
音質も改善されていて、レーザーディスク版より優れているよ。



アムロとシャアの壮絶なライバル関係に終止符をうった作品。

昔のキャラクターだけでなく、多くの新キャラクターも登場する。
モビルスーツのデザインがカッコいいのと、アムロとシャアの戦闘シーンが素晴らしい。
ガンダム好きにはオススメだけど、それ以外の人はレンタルするのも有りだね。



見逃せない映画。
ずばり言おう。この映画は凄すぎる。
まず第一に、登場キャラたちの関係が複雑のようでシンプルだ。難解な部分もあるけど、行動原理は分かりやすい。
情欲、復讐、愛、憎しみ…ありとあらゆる感情を目の当たりにするだろう。

ストーリーも良い。
結末には不満があるけど、完結しないと満足しない人もいるし仕方がない。
皆はこのクェスって奴が嫌いだよね?
彼女はウザいし、アホだし、やることなすこと全てが周りの迷惑になっているよ。

モビルスーツの戦闘は型破り。
ギラ・ドーガやジェガン等の量産型にも活躍する場面があって、盾からミサイルを発射したり、銃やバルカンによる牽制など創造性が高い戦闘をしている。
ニュータイプの戦いは更に素晴らしい。
ファンネルが飛んでいるシーンは最高だし、アムロとシャアの戦闘は今まで以上に凄みを増している。

まとめると、良作映画となる条件の全てを持っている作品だと言える。
ドラマ性に、それと同じくらいのアクション、豊富な戦闘シーンに、多くの情熱が込められている。
多くの人が見るべき映画だと思うね…。



不朽の名作。
多くのアメリカ人と同様、私がガンダムに初めて触れたのは「新機動戦記ガンダムW」だった。
ガンダムWは地政学の要素と創造性があり、巨大なロボットがぶつかり合う姿に夢中になったよ。

その1年後、バンダイは「機動戦士ガンダム」をアメリカで公開。
日本でロボアニメというジャンルだけなく、アニメ業界にも変革をもたらした作品だ。
だが、古き良きアメリカでの反応は冷ややかなモノだった。
より近代的な作風のガンダムWを見たアメリカ人には、その1年後に公開された初代ガンダムはウケが悪かったんだね。

子供向けの様で、暗めのストーリーも評価に影響した。
第1話では民間人の死体の山が映る。戦争の悲惨さを描いたアニメは、アメリカ人の口には合わなかった。
その後、911が起きた事が原因で、アメリカのメディアは戦争関連の話題に対して潔癖症になってしまう。
結果、機動戦士ガンダムはそのメディア情勢に足を引っ張られる形となる。

バンダイの失敗によって、欧米でのガンダム流通は絶望視されていた。
ところがどっこい、サンライズがRightStufと契約を結んでくれたので、今ではガンダムを全て手に入れる事ができる。
そうだよね?

「逆襲のシャア」は「機動戦士ガンダム」から14年後の宇宙世紀を描いた作品だ。
ネタバレになるから詳細は書かないけど、私が2003年に見た時と同じく、今見ても面白い映画と言えるだろう。
取りあえず、まずは手に取ってみてほしい。



引用元 : 海外Amazon










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