ドロヘドロ 海外の漫画レビュー

メモほん






※23巻(最終巻)のレビューです。


とてもユニークな登場人物たちと読者を退屈させないストーリー。
最高の漫画だ。



この漫画の全てを気に入ってる。
無意味な暴力とひねくれた世界観なんだけど、それがまた面白くて愛くるしい。



総合評価 : この漫画を読もう!!!
最初に言いたい感想としては、ドロヘドロは今までに描かれた漫画の中で最高のモノの一つって事。
ちょっとした隠れた名作だ。

キャラクターの成長や発展はとても愉快なモノだった…。
どのキャラも気になっていたし、彼らに対する感情は物語が進むにつれて個々に進化していった。
それはどんな物語にとっても重要な要素で、平凡な展開でもキャラが個性的で深く記憶に残るものであれば素晴らしい物語になると私は思う。
ドロヘドロにはどの漫画よりも好感の持てるキャラクターが揃っている。

…そして、この要素にさらにアートワークが追加されちゃう。
とても細かく凄惨で、この画風は本当にカッコいいと思う。
キャラクターを超えて、世界(特に魔術師の世界)は生き生きと描かれていたね。
多くの深みと陰影があって、2つの世界の分断は見事に構成されていた。

物語の展開は最後のページをめくるまで読者をワクワクさせてくれる。
しかし、エンディングにやや失望したと白状するよ。
理解はしているけど、それに至るまでの段階はかなり複雑で不必要とさえ言えなくもないし、他の面でもっと必要な描写が残っていると感じてしまった。

すでに述べたように、キャラクターはこの漫画の主軸なんだ。
本筋はもう少し早く結論を出して、残りの巻でもっと個人やグループに充実した結末を与えるべきだったと思う…。
と言うのも、新たな敵という難題に直面したにもかかわらず、敵対していた人たちがそれぞれの生活に戻って幸せに暮らすのは、どうもパッとしない結末かなと。

それでも、総合評価的には最高の漫画だった(-∀-)
このジャンルの全てのファンにオススメするよ。



素晴らしい漫画!
久しぶりに気に入った一冊!イチオシの漫画だわ。
物語の大部分で活躍するパワフルな女性の主役。多くの男性主導の物語からの気分転換。



連載当初から期待されていたユーモアとゴア表現の組み合わせに満ちていて、納得のいくラストだったと思う。

特に「ギョーザ魔王の杖」は面白い発想だと思うから、D&Dのキャンペーンセッティングに導入しようかと真剣に考えているよ。
自分はプレイヤーの生活にシュールな要素を投げ込むのが好きなんだ。
理にかなっているかって?そんな事はどうでもいいのさ!
ドロヘドロは不合理で滑稽なモノだったんだから。



長く続いた作品が終わるのは悲しいね。
作者は新しいシリーズを始めたけど、まだ翻訳はされていない…。



 もっと良い結末を期待していたけど、そこまで悪くはなかった。
この漫画は大のお気に入り!
話は終わりに近づくにつれて大きくなり中々面白かったんだけど、終わり方が気になったので一つ評価を減らし★4にしている。

「最終決戦」がどうなるか期待していた…これは大丈夫。圧倒されるまではいかないけれど。
でも、魔法使い側の終わり方は未完成というか…これで終わり?って感じ。
それに、カイマン&ニカイドウ、心&能井には友情以上の展開が欲しかった…。(どの漫画もそういう風な終わり方しないんだよね)

最後に、カイマンの終わり方が...マジかよ!?あれだけのことを、あんな風に終わらせるの!?
根底に何かメッセージがあるのかもしれないし…何とも言えない。
受け取り方は人それぞれってことかな。

それでも素晴らしいシリーズだったと思う。
あぁ…そして悪魔たち。
彼らとの短編は面白かったけど、もっと説明と結論があってもよかったかもしれない。
まあでも、仕方がないか。



読み終えたばかりだけど、今まで読んだシリーズの中で最高の一冊だ。
世界観、ストーリー、キャラ描写、独創的なアートスタイル、全てが素晴らしい。



おぉ、(最終巻は)分厚い!
今までで一番ページ数が多い巻かもしれないわ。



「分厚いことは良いことだ」
ドロヘドロの中では一番分厚い巻で、完結までのページ数が確保されてるのが嬉しいね。
シリーズ全体としては、考え抜かれたキャラクター、素晴らしいアートワーク、そして最後までハラハラドキドキの物語が素晴らしい。

いつかアニメ化してほしいし、あっという間にヒットすると思う。
サントラもあるので、Youtubeでチェックしてくれ。Igorrr - Dorohedoroは漫画の雰囲気に合っていて大好き。
オススメの漫画だ。満点。

追記 : 今、Netflixでアニメ化されてるよ!



普段は漫画とかの評価はしない。
一ヶ月にわたる没頭の末、昨夜この23冊シリーズの最終巻を読み終えたところ。

今までで一番好きな漫画だと自信を持って言えるよ。マジで気が狂っているのに、なぜか超魅力的で面白く…可愛い?
ドロヘドロは私が好きだと思っていたジャンルへの挑戦状とも言える漫画だ。
しかし、一度作者の狂気に従うことを決心すると、自分が全ての要素にすっかり心奪われているのに気付いた。

世界観の構築、ボディホラー、馬鹿げたユーモア、そして何よりも、その全てが他にはない混沌とした予測不可能性がある。
大好きなキャラの首がはねられる?体が裏返しになる?それとも、巨大な餃子にされちゃうの?それって本当に重要?

ドロヘドロの世界を一ヶ月間過ごし、未だにその全てを理解することは出来ていない。
でも、このバカバカしくも見事な漫画が毎日の仕事の後にもたらしてくれた歓喜は、私が全巻購入に費やした何百ドルもの価値はあったと言えるよ(-∀-)



ユニークな物語を好評のうちに終わらせる。
ダメな点を1つ挙げるとしたら、終わってしまったという事だけだ。
今まで読んだ中で最も魅力的な漫画が終わるなんて…カイマンもニカイドウも恋しいよ。



ついに終わってしまった…。
ドロヘドロの全てのキャラクター、グロいコメディが大好きだ。
作者が正式なカップル(心&能井) を作らなかった事や、ニカイドウとカイマンが親友のままでいる選択をしたのは面白い展開だね。



うれし泣き(´;ω;`)
上腕の隅っこにドロヘドロのタトゥーを入れているよ。

とても創造的でインスピレーションを与えてくれる作品だった。
この最終巻は全ての感動を引き出し、全ての構想とキャラクターを素晴らしい展開で仕上げている。

私の心に火をつけてくれたQ先生には感謝してもしきれません!
面白かった!ありがとう!ギョ~~意!



面白くて楽しいシリーズの見事な結末!
ドロヘドロが終わりを迎えるのは悲しいけど、この旅はワイルドで楽しいモノだったな。
今となってはいい思い出だ。



参考 : 米Amazon/goodreads










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